「忙しいから」仕事を後回しにしない為に!仕事をすぐやるコツ

2021-08-09 11:39:00

「今日は忙しいから、あとでやろう」 そう思って後回しにした仕事が、気づけば一日中頭から離れず、別の作業にも集中できなかった。そんな経験は、多くの人にあるのではないでしょうか。 実は、仕事を先延ばしにしてしまう原因は、時間の問題ではなく「取りかかるまでの心理的な重さ」であることがほとんどです。やる気や根性の問題ではなく、脳の仕組みに近いものだと感じています。そこで今回は、「忙しいから」を理由に仕事を後回しにしないための、現実的に効くコツを紹介します。 まず大切なのは、「仕事を小さく切り出す」ことです。 たとえば「資料を作る」「企画をまとめる」といった表現は、頭の中では一つの作業でも、実際には工程がいくつもあります。 ・過去の資料を探す ・構成を考える ・見出しを書く ・数字を確認する このように最初の一動作まで分解し、「今やるのはここまで」と決めるだけで、取りかかりやすさは大きく変わります。人はゴールが遠く見えるほど、動き出しを避けてしまうからです。 次に効果が高いのが、「着手時間を決める」ことです。 終わる時間ではなく、始める時間を予定に入れます。 「午後にやる」ではなく、「14時10分に開く」と決める。 この“具体性”があるだけで、迷う時間が減ります。仕事を後回しにしている時ほど、実は作業ではなく、いつ始めるかを考え続けています。 三つ目は、「完璧にやらない前提で始める」ことです。 多くの人がつまずくのは、「ちゃんとやらなきゃ」という意識です。 最初から整った形を作ろうとすると、心理的な負荷が一気に上がります。 最初の目的は、仕上げることではなく、動き出すこと。 途中で消してもいいメモ、下書き、箇条書きだけの状態で構いません。動き始めることで、頭の中の抵抗は自然と下がっていきます。 四つ目は、「今やらない理由」を書き出してみることです。 忙しいと言いながら、実際には ・どこから手をつけるか分からない ・内容が難しそう ・確認が必要で止まっている といった、別の理由が隠れていることが多いものです。 原因が見えると、「調べるだけ」「質問を投げるだけ」といった次の一手が明確になります。 五つ目は、「最初の5分だけ動く」と決める方法です。 人は一度作業に入ると、想像よりも集中が続く傾向があります。 5分でやめても良いというルールにしておくことで、心理的な負担を下げながら着手できます。 そして意外と大切なのが、「後回しにした仕事を責めない」ことです。 自己否定が強くなるほど、仕事は重たく感じられます。 できなかった理由を振り返るより、「次はどう始めるか」に意識を向けたほうが、行動は安定します。 仕事をすぐやる人は、特別な集中力を持っているわけではありません。 ただ、「始めるまでの壁」を小さくする工夫を積み重ねているだけです。 ・最初の一動作まで分ける ・始める時間を決める ・完成度を気にせず動く ・止まっている理由を言語化する ・短時間だけ取り組む この五つを意識するだけで、「忙しいから」という言葉が、少しずつ言い訳にならなくなっていきます。 後回しを減らす一番の近道は、気合ではなく設計です。 今日の仕事の中から一つだけ、小さく区切って今すぐ着手してみてください。その一歩が、次の行動を自然につないでくれます。